宮城屋では、自然の恵みをいっぱい含んだおいしい大豆の味を食卓に届けたいと、大正十二年創業、「豆腐」づくりにたずさわって100年になります。この理念を代々受け継ぎ今でもひとつひとつ手作りで仕上げております。
「日々努力」を合言葉に社長陣頭指揮の下、毎日深夜から社員一丸となって、さらに大豆本来のおいしさにあふれた「豆腐づくり」に挑戦し続けています。
工場内では一瞬の油断も許されない「おいしさ追求」の真剣作業です。
お客様からのご感想を伺い、少しでも喜んでいただけることが社員みんなの喜びです。 店頭で、電話で「美味しかった」「また食べたい」など、嬉しい言葉が製造現場への何よりの励みになっています。
栽培状況が見える情報交換を契約農家と行い、限りなく無農薬を目指し、最低の農薬使用にとどめての栽培をお願いしています。
一面大豆畑です! 大豆畑も空も山々も、清清しく、美しい! 農家の方々はみんな気さくで楽しい方達で、農業にとても熱心です。年に一度、宮城屋の社員との交流会も催し、意見交換をしています。
「おいしい大豆になーれ」と農家さんが丹精込めて育ててくれた、宮城屋にとってかけがえのない大豆です。枝豆にして食べると絶品です。これを使って豆腐にしていますので、とても贅沢な豆腐なのです。
ご存知ですか? にがりは「苦汁」と書きます。ほんとに苦いです!
伊豆大島の海水から採った純粋な天然にがりです。海水を最初は風や太陽にさらして、どんどん水分を飛ばし、次に釜で火を入れてもっと濃くします。そうして、塩が出来、その上澄みが「にがり」です。みやぎやの豆腐はすべてこのにがりで豆腐を固めています。海のミネラル成分を豊富に含んだにがりです。
圧搾法で搾ったなたね油を使用しています。
国産とオーストラリア産をブレンドし使用しています。どちらも「非遺伝子組み換え菜種」です。
弊社は自然のままの製品を造っています。豆腐を固める「にがり」は厚生省の表示法では「添加物」に含まれます。この「にがり」は、伊豆大島の海水から採ったものです。宮城屋の豆腐・揚物はすべてこの「にがり」を使用しています。その他の、豆腐によく使われる添加物である、消泡剤や、膨張剤は使用していません。これらを製造工程で使用すると、作り手にとって、とても楽になる便利な添加剤ですが、おいしさには必要がないものなので使用していません。
製造過程で大豆が泡状になったものを消すために使われます。これを使うと作業性がとても効率良く、大豆の無駄もまったく出なくなりますが、身体に良いとは言えないものです。
油揚げ、がんもどきを膨らますために使われます。膨張剤によってとても大きくスポンジ状になります。弊社の製品は大豆が持つ力だけで膨らましていますので、一つ一つ形が違いますし、小さめですが中身が詰まっているのでずっしりと重さがあります。